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エオリア諸島 サリーナ島

2019/05/19

四条烏丸 イタリアンの

シチリア料理リカータです!

 

isola  di Salina

エオリア諸島の一つ  サリーナ島

ケッパー、マルヴァジアワイン、そしてイル ポスティーノのロケ地としても有名ですね!

昨日、いらっしゃったお客様。
シチリア サリーナ島に住んでらっしゃったこともあったそうで、サリーナ島に惚れ込み、
お嬢様のお名前をサリーナにされたそうです!!!
素敵ですね〜〜(´∀`)

(以下、引用)

サリーナ島〔Salina〕は、自然遺産エオリエ諸島で二番目に大きい島。(表面積26.8km 人口約2,150人)
エオリエ諸島の中で、唯一リパリ市の管轄に属していない島です。島は、サンタ・マリア・サリーナ〔Santa Maria Salina〕、レーニ〔Leni〕、マルファ〔Malfa〕の3つの独立した市で成っています。

島は、主に二つの休火山(標高860mのポッリ山と標高962mのフォッサ・デッレ・フェルチ山)で構成されています。同じくらいの大きさの山が二つ仲良く並んだ姿から、ギリシャ時代には、「双子島」と呼ばれていました。山には緑が茂り、エオリエ諸島の中で一番緑が豊かな島として知られています。エオリエ諸島の中で唯一、島内で水を自己供給出来る島でもあります。

サリーナ島では、葡萄の栽培が盛んで、天日に乾した葡萄から作られるデザートワイン「マルヴァシア」〔Malvasia〕が有名。ギリシャ神話の中で、神々の酒として出てきます。

また、島ではケッパーの栽培が盛んで、毎年6月の初めには、島で「ケッパー祭り」も行なわれます。ケッパーの花が咲く季節の5月末~6月には、サリーナ島のあちこちでケッパーの花を見かけることでしょう。名物になるだけあって、サリーナ島のケッパーの花は、シチリア本土のケッパーの花よりも一回り以上大きい!花の直径が5センチを超えます。本来ツル科の植物なのに、サリーナ島のケッパーは、茎が木質化して低木のようです。島にはケッパー畑もあります。実は、普段私達が見かけるケッパーは蕾。それに対して、サリーナ島だけで作られるククンチは実。シチリアの高級ホテルのバールで出てくる巣漬けピクルスは、サリーナ島のククンチです。

しかしなんと言っても、この島が日本人に知られているのは、映画「イル・ポスティーノ」の影響でしょう。映画を見て、サリーナ島の美しい自然に触れたいと思った人も少なくないのでは。サリーナ島のポッラーラに行くと、周囲には映画通りの美しい自然が広がっています。耳を澄ますと、風の音が聞こえてくるかもしれません。